コード類の取り付け

小学5年生でもできるパソコンの組み立てトップコード類の取り付け

ここでは主要部品の取り付けがきちんとできているか、また主要部品が動くかどうかを確かめるための最低限必要なことをします。ケースへ取り付けたマザーボードへのCPUファンのコードと、ケーススイッチのコード、電源からのコードを取り付けます。

CPUとCPUファンとメモリを取り付けたマザーボード

用意するものはマザーボードを取り付けたパソコンケースだけです。まず、CPUファンのケーブルをマザーボードのCPUファンコネクタに差し込みましょう。マザーボードに小さく『CPUFAN』と書いてある文字を見つけてください。取り付けたCPUの近くにむき出しの端子が3本出ています。ファンのコネクタには向きがあり、間違った方向で取り付けられないような形になっていますが、無理やりすれば反対向きにも入ってしまいます。無理やりいれずすんなりと入るように作られていますので、間違えないようにしましょう。

CPUファンをマザーボードのCPUファンコネクタに取り付けるところ←取り付けたCPUのすぐそばにあるCPUファンコネクタ。3本の端子が出ています。

続いて、電源を取りつけましょう。電源から出ている24ピンケーブルという一番でっかいコネクタがあるコードです。横に長く端子が沢山連なっています。マザーボードには対応する電源がひとつしかついていませんから、そこへ差し込みます。

マザーボード上の電源を取りつける24pinコネクタ←これが24ピンケーブル。電源ユニットからここへつなぎます。

他にも、いつごろからか四角い12V端子を電源から、マザーボードにつなげないといけません。昔は、こんなものなくって電源からは24ピンケーブルだけ挿せばよかったので、socket939のマザーボードに24ピンケーブルだけ差し込み、およ?動かない。不良品か?と勘違いしたこともあります。マザーボードにはATX12Vと書いてあったと思いますので探しましょう。

続いて、ケース前面の電源スイッチや、ハードディスクランプ、リセットボタンなどのスイッチケーブルをマザーボードに取り付けます。それぞれケーブルの色でプラスとマイナスがわかるように工夫されていますが、1種類を除けば間違えても動きます。ハードディスク稼動ランプだけはLEDを使用しているため、プラスとマイナスを間違えると稼動時でも点灯しませんし、もちろん稼動していなくても点灯しません。ハードディスクを接続した後、動いているのに点灯しない場合は反対向きだと思って付け替えてください。ハードディスク稼動ランプ、リセットスイッチ、電源スイッチなど、種類ごとにまとめてあるケースが多いので、それを選べば簡単につなぎ方がわかります。経験上、ケーブルの接続端子に何のコードか書いてあるのですが、書いてある文字を下向きになるよう接続すれば、あっています。違っていれば、全部引っこ抜いて、挿し直しましょう(笑。もちろん、それぞれきちんと対応する箇所につなぐ必要はあります。

とりあえず、これでマザーボードとCPUと電源とメモリとケースを合体させることができました。

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